宇都宮I.C.出口から車で8分、天然温泉『湯処あぐり』がある、道の駅うつのみやろまんちっく村には、地元の健康志向の方が足繁く通うプール施設があるのをご存じだろうか。宿泊施設棟『ヴィラ・デ・アグリ』内にあるスパ施設『アグリスパ』がそれだ。しかも、このプールには天然温泉の内風呂もあるという。その実態に迫ってみた。
直線25mコースも完備!意外に充実している道の駅プール
直線25mのコースもある
まず、最初に述べておきたいことは、ここのプールは年中“温水”であるということだ。これはかなり重要事項といえる。夏でも冷たい水である場合は身体を冷やして風邪をひいてしまいかねないし、冬はいわずもがな。海外のラグジュアリーなホテルに併設されているプールと同じで、温水であることに注目したい。
そのうえで、コースは屋内変形型のプールだが直線で25mある広々したゾーンと、歩行浴専用コース、そして寝湯、全身浴ができる設備が一般プールゾーン(水着着用で行ける場所)に供えられている充実度だ。
普段は、通い放題の地元の方を中心に、25mゾーンで健康促進のため水中ウォーキングをする人たちでにぎわっている。歩行浴、流水浴を寒暖差で交互に行き来したり、足つぼ刺激用のマットも張られているため、運動目的でも健康促進目的でもどちらにも役立つのは嬉しい。
旅行帰りに“ととのう”体験、サ活にもおすすめ
90℃の檜のサウナでととのう
近年のサウナブームは目を見張るものがある。普段都内で働くサラリーマンから学生にいたるまで、“ととのう”ために頻繁にサウナに訪れるという、もはや文化とも呼べる習慣が定着しつつある。
さて、今更だが「サ活」とは何か。略されている部分は「サウナ活動」を指し、サウナに入る→水風呂→外気浴(休憩)→またサウナに入るという行為を繰り返す「温冷交代浴」を楽しむことといわれている。この一連のサイクルをおこなうことで、どこかのタイミングで(個人差あり)で得られる、心身がリフレッシュした状態を“ととのう”と呼び、その心地よさを求めて取りつかれたようにサウナ通いする老若男女が一時期を境に桁違いに増えた。
ここ『アグリスパ』もそんな“ととのう”体験ができる施設であることを添えておきたい。プールゾーンには、50℃のスチームサウナと90℃の檜サウナがある。もちろん“ととのう”に必要な水風呂もあれば、流水浴、ジャグジーもそろっているいたれり尽くせりの環境だ。
ちなみに、サウナにかかっている時計が12分(12分計)は、健康・安全面から一般的に推奨される1回の滞在時間の目安として設置されている。通常は8~12分ぐらいが最も良いとされてる。例えば、サウナに入る(12分)→水風呂(5~8分)→外気浴(休憩)(10~15分)で1セット約30分ぐらいで時間の管理もしやすい。
男女更衣室の奥にある天然温泉の内風呂は見逃せない
『アグリスパ』の最大の特徴というかセールスポイントは、実は広大なプールゾーンやサ活スポットというだけではない。同じ施設内にある温泉施設『湯処あぐり』に行かずとも、プールの更衣室の奥の内風呂が天然温泉という隠れおすすめスポットでもあるのだ。
洗い場も完備されているため、実際、会員のなかには温泉目的だけで風呂代わりに利用する方も多いとのこと。
『湯処あぐり』とのセット券が大人1人1,370円
宿泊棟のレセプションと受付は同じ
気になる利用料金だが、昨今のインバウンド利用客増加に伴うインフレの影響を受けていないかして、なんとプール利用のみの場合、大人1人1,020円というから驚きだ。
【1回利用料金】
大人1,020円
シルバー(宇都宮市内在住60歳以上)970円
中学生510円
3歳以上小学生まで460円
さらに、内風呂の天然温泉を露天風呂でゆっくり味わいたい方向けの『アグリスパ&湯処あぐりセット券』が大人1人1,370円で販売されている。
【アグリスパ&湯処あぐりセット券】
大人1,370円
シルバー(宇都宮市内在住60歳以上)1,320円
中学生710円
3歳以上小学生まで660円
営業時間は10:00~21:00(最終受付20:00)と想像以上に長いこともあり、昼はプールで運動or健康促進、おいしい食事をろまんちっく村のレストランで楽しんで、最後の締めに温泉という至高の一日を過ごせる。
まとめ:
日帰り利用が多い『アグリスパ』だが、「宿泊・宴会 得々プラン』というオフィシャルサイトにも掲載されていないお得なプランがある。これは同施設の宿泊棟『ヴィラ・デ・アグリ』での宿泊と、本記事の『アグリスパ』、『湯処あぐり』そして、レストラン『ゆず庵』での朝食と、施設を運営する(株)ファーマーズ・フォレスト グループのブルワリーが自信を持っておすすめする、クラフトビールが飲み放題という、ろまんちっく村フルコンプのようなプランが、大人1人11,670円という破格で提供されている。
※金・土・祝前日は+1,210円
一泊旅行も財布との相談事が増える昨今では、リーズナブルではないだろうか。