自動改札が普及して早数十年。今では改札で切符を切る駅員さんの姿も見なくなりましたが、開業●周年的なイベントでたまに販売される記念きっぷ。実は道の駅でも同じようにきっぷが販売されています。もちろん、ハサミを入れたり、見せると何か特別な乗り物に乗れたり、ということはありません。『道の駅記念きっぷ』の知られざるコレクターの世界をご紹介します。
1枚180円~200円で買える“記念”だけの目的に切符
道の駅記念切符
多くの道の駅では、地産地消の野菜や果物を販売しており、一部はネットでも買えるようになっていますが、なぜかこの『道の駅記念きっぷ』に関しては示し合わせたようにネットでは購入できません。
そのため、必ず現地に赴く必要があり、これを多く所有していることは、すなはち、“道の駅マニア”を自称するようなアイテムになりえるということです。全国各地の道の駅を運営している、(株)ファーマーズ・フォレストでは、2025年7月に『道の駅湘南ちがさき』を、8月には『道の駅マチテラス日進』を開業しましたが、グランドオープン時には入場待機列と同じぐらいの行列をつくっていたのが、まさに『道の駅きっぷ』の待機列でした。
紙質としては、電車用の切符とは異なりかなり厚め。重量もそれなりにあり、どことなく高級感もあるので、入手したときの喜びもひとしお。価格は、180円~200円程度で販売することが大半です。
集めても何かの缶詰には交換できない、特別なゴールド&シルバー仕様のきっぷ
『道の駅記念きっぷ』には、キャンペーンや一定の条件を満たすともらえるような特別仕様のものがありますが、特に貴重といわれているのが、きっぷ表面に印字されているシリアルナンバーが特別な条件を満たしたものだけが対象となる「ゴールドきっぷ」、「シルバーきっぷ」です。
例えば、2,222番目、8,888番目等のゾロ目のほか、10,000番などキリのよいシリアルナンバーの際に、一部が金色で印字された「ゴールドきっぷ」となっていることがあります。「シルバーきっぷ」は、ゴールドほどではないにせよ、15,555番など下4桁がゾロ目だったりする場合に対象となるようです。計算上、ゴールドは1万枚中に1~2枚、シルバーは10数枚ということなので、貴重さがわかります。
購入は道の駅総合案内所へ!「日付」はどうする?
インフォメーションで購入できる
『道の駅記念きっぷ』をどこで購入できるかは、各道の駅施設の公式サイト等で案内がされていますが、多くの場合は、総合案内所、または物販コーナーのレジなどで販売されていることもあります。
きっぷを購入すると、「日付を入れますか?」と聞かれますので、日付スタンプで当日の日付を入れてもらえます。そのため、新たにオープンする道の駅などがあると、オープン日の日付が入ったきっぷとなるため、文字通りの“記念”になるというわけです。
(株)ファーマーズ・フォレストグループが運営する道の駅における販売所一覧
次の機会に寄ったら記念切符を買ってみよう
道の駅ふくしま:インフォメーション
道の駅うつのみやろまんちっく村:総合案内所
道の駅湘南ちがさき:インフォメーション
道の駅マチテラス日進:インフォメーション
道の駅おおぎみ やんばるの森:インフォメーション
コレクター専用アイテム『道の駅記念きっぷホルダー』
頑丈な材質でできているとはいえ、厚紙であることに変わりはないため、水や湿気などにさらしてしまうと変形したり印字部分が薄くなってしまうことがあります。これを防止するため、『道の駅記念きっぷホルダー』が販売されています。公式から販売されているものや、Amazon等でバラエティ豊かなホルダーが購入可能です。